陣馬〜高尾縦走ルートについて<ハイキング>
今回は2018年になってハマりだしたハイキングのお話です。ホームコースの陣馬山高尾山縦走コースを紹介します。
・陣馬山縦走ルートにハマったきっかけ。
昨年の4月末、家族がみんなお出かけで居なくなるというので手持ち無沙汰になった僕は、
「そうだ、せっかく中央線沿いに越してきたのだから高尾山にでも登りに行こう」
と思い立ったのだった。
行きの電車に揺られながら、しかし高尾山はイージー過ぎるし人が多いし・・・と思いながら、以前登った時に、高尾山からそのさきの山に続く道があったことを思い出した。
早速調べるとそのルートの最終ゴールは陣馬山というらしい、しかも陣馬山から登って高尾山から降りる方がいいとのこと。
と、いうわけで高尾駅から激混みのバスに乗り込み陣馬高原下で降りた。家から1時間ちょっとでいける山とは思えぬ自然満載の山だった。
それが陣馬高尾ルートにハマったきっかけだった。
・いつものルート紹介
きっかけはさておき、いつものルートを紹介します。
いつも行くのは土曜日が多いです。
高尾駅から陣馬高原下へ行くバスはめちゃ混みのため、6時台の始発バスに乗ります。
そのため、早朝の中央線で高尾駅に向かいます。
早朝の中央線下りは輪行サイクリスト、登山者ももちろん乗ってますが、それよりほとんどを占めるのはおそらく都心からの朝帰り者。そのせいか車内全体には朝のさわやかさをぶち壊す酒臭さが漂っていますw
高尾駅からバスに乗り込み、陣馬高原下へ。
陣馬高原下まで30分〜40分程度かかります。
バス停向かいの休憩所で装備の確認、靴ひもの締めなおし、トイレを済ませ、いざ出発。
最初はアスファルト(道路)の上をしばらく歩きます。
歩くのは道路の上でも、この時点で朝のさわやかな山の空気が感じられて気分がだんだんノってきます。
そのうち道路から左に逸れ、陣馬山新ハイキングコースなるものに入っていきます。
看板も立っているのでわかりやすいです。
最初は川の横を歩いていて勾配もかなり緩やかなのですが、途中から牙を剥いてきます。
そうです、激坂です。これは最初行った時、ネットとかでは割とイージーと書かれていたので、自分の体力の無さを痛感しましたが、実際のところむしろ自分のペースは早い方でした。要するにオーバーペースでバテただけだったのですw
ただ、この坂はほんときついと思います。まぁこのコースはここしか要所がありませんが・・・。
そうこうして40分ほどハイキングコースを登るとどう見ても頭がアレにしか見えないオブジェとご対面、陣馬山山頂です。
天気がいい日は富士山がお出迎えしてくれます。
山頂のベンチで一休みして、いよいよ高尾方面に縦走です。
縦走は緩やかな下り基調のため、完全にお散歩気分で楽しいです。
人も少なく歩きやすいです。時折すれ違う登山者と挨拶をしながら景色を楽しみつつサクサク進みます。
陣馬高尾縦走の売りは小屋が多いこと。
食料ほぼ持ってかなくてもお金さえ持っていけば補給ができます。
陣馬山から第一の小屋、景信山茶屋。
シーフードヌードルとビールという組み合わせも良いし、
ここのなめこうどんはマジおすすめなので、こっちをお勧めしておきます。
茶屋といっても、富士山ほどの高価格ではなく、良心的な価格なのがありがたいです。
だってシーフードヌードル、お湯付きで200円なんだもん。スーパーで買っても120円ぐらいするのだから、水とカップヌードル買って湯沸かして作るより全然楽で良い。
景信山で補給を行い、さらに縦走へ。大体ここで10時半ぐらいなことが多いですね。
縦走楽しい。頭の中にはなにがしかの音楽が流れている。
中央道が見えます。
城山茶屋で有名なのはかき氷。
ですが、自分は昼前なのをいいことにここぞとばかりに湯を沸かし、カレーメシを食います。カレー臭テロw
カレーメシを食べたらまた出発、だんだん高尾エリアが近づいてきます。
高尾エリアに近づくにつれて、ガチな格好の登山者が減っていきます。
というわけで高尾山着です。
ここからは観光地です。
ちゃんとした登山の格好をしているこちらがゆるゆる高校生カップルなどに奇異の目で見られますw
挨拶もなくなりますし、こちらから挨拶をしても返ってくることがなかったりします。
でも、それも良いんです。都内から近くて、こんなイージーに行けて、それでいて自然をちゃんと感じられる山があるって、そりゃミシュランに選ばれるわけだよなぁと思います。何気に寺社もあって歴史的にも見どころありますし。
帰りは大体6号路で降ります。(たまに登り一方通行で別ルートを取りますが)
自然が多くて好きなんですよね。
降りきったらご褒美飯です。(上でカレーメシ食わないパターンの時です)
高橋家で蕎麦をいただきます。
(もちろんビールもいただきます)
蕎麦を食った後は温泉です。
高尾山温泉極楽湯ですね。
値段は高いですが、これだけ運動をした後に風呂を浴びない選択肢はありませんw
大体ここで14時から15時ぐらいまで風呂入っています。
締めは駅前のイタリアンのジェラートを食べ、靴をささっと洗って解散。
帰りは爆睡なので京王で新宿まで座って帰ります。
会社の関係で、新宿までは定期があるので、実は京王の方が安いのです。
高円寺に着く頃には16:30ぐらい。一日仕事になりますが、最高の充実感です。
個人的には密かにこのルートを「ココロの洗濯」コースと思っています。
その日は確かに体が疲れるけど、心身ともにすごくリフレッシュできるので。
都内に住んでいる方にはマジでお勧めします。僕は2018年は5月から10月まで毎月1
回登ってしまいましたw
2019年はまだ登っていないのですが、そろそろまた登りたいなーと考えています。
冬の山頂は空気が澄んでて綺麗だろうな〜。
(草木も少なくて歩きやすそう・・・)