どぜうを食べに行く。<両国 桔梗家>

高校時代から友人S、Fと僕の3人は気の置けない仲であり、皆関西からやってきて東京で働いている、いわゆる東京組であり、ちょくちょく飲んでいます。

今回は、年も明けてしばらくしたし、そろそろ飲もうぜという話になり、友人Sが良い店を知っているというので、どぜうを食べないかということになり、行ってきたそのレポートになります。

場所は両国。行くついでに散歩でもすりゃぁ良いやと思い、友人Fとは秋葉原で合流しました。

最近ACROS縛りに挑戦しています。モノクロは色々考えさせられる。。。

秋葉原からてくてく歩き、おしゃれなカフェを見つけたり、東日本橋でTOKYO WHEELSさんにお邪魔したりしながら気づくともう隅田川です。

隅田川を渡るとすぐにお店が見えましたが、集合時刻にはまだ早すぎるので店前を通過し両国駅周辺をぶらぶらすることに。

さすが両国。ちゃんこ屋を早速発見。寒いからすごくちゃんこに惹かれた。。。

江戸東京博物館をウロウロしたり、駅前の商業施設の角打ちスペースにめちゃくちゃ惹かれながら、友人Sが早めに店に到着したとの報が入ったので向かいます。

 

今回のお店はこちら。

両国 桔梗家

tabelog.com

むちゃくちゃ雰囲気がある店です。

そもそも、どじょうとか食べたことないので値段すらわからず、予算的にお財布の中身で足りるのかしらと思いながら外に貼られているメニューを見ると、どぜう鍋は1200円ぐらいとリーズナブル。安心しながら店に入ります。

お店に入った瞬間、甘じょっぱい醤油の香りが広がります。これだけでご飯行ける香りや。。。

先に来ていた友人Sと無事に合流し、ひとまずはビールを一杯やります。

うまい!瓶ビールって、なぜかすごく美味しく感じる。。。

中身は缶と一緒だし、なんなら家の方が良いグラス使って飲んでるはずなんですけどね。瓶で注ぎ合う「粋」みたいなもんがそう感じさせるのでしょうか。

それにしても雰囲気のある店内です。注文は全然わからないので友人Sにお任せしました。そして本番のどぜう鍋(丸鍋)が到着。

どぜう、結構グロい感じです。これにネギを乗っけて煮ていきます。

どじょうは調理済みなので、ネギが煮えてしんなりしたら食べごろとのこと。

煮えましたので食べていきます。

山椒または七味唐辛子をお好みでかけます。上の写真は山椒ですね。

もぐもぐ。。。

結構小骨がありますが、食感としてはアクセントになって良いですし、カルシウムが一杯取れそうな気がします。

(後で調べましたが、どじょうは実際にカルシウムが多く含まれるとのこと)

臭みなどは一切なく、むしろ淡白な味で、甘辛いタレの味が染みて美味しいです。

無心になって3人で食べ続けた結果、一瞬で完食。

うなぎの肝焼きです。美味。

そしてここらで日本酒投入。天狗舞 山廃です。

山廃独特の酸味が今日の料理には最高に合います。

そして鯉の洗い登場。(鯉の氷じめですね)

酢味噌をかけていただきます。

鯉も臭みはなかったですが、氷でしめていることもあってか独特の食感でしたね。

個人的にはそこまで好きにならないタイプの味でしたw

これ何かわかります?鯉の肝です。

これに酒をぶっ込んで飲むと精がつくらしい。1人分だけだったので全力で遠慮して友人Sに飲んでもらいました。

うなぎのカブト、卵焼きです。これも美味かった。

特に卵焼きは絶品。出汁が激ウマ。こちらのお店で頼むべき一品でしょう。 

最後はどじょう鍋を雑炊にしていただきます。

これがものすごい美味しかった!

正直どじょうそのものは特に味はしなかったが、雑炊は旨味たっぷり。

激ウマでした。

 

結構飲み食べした割にはお会計は一人3500円程度でした。

未経験料理だらけでしたが、下町グルメとして一度は行く価値アリだと思います。

(2回目は良いかな・・・w)