X Summit SHIBUYAまとめ<X-Pro3発表>

fujifilm-x.com

 

昨日9/20 22時〜LIVE配信されたフジフイルムのイベント、XSummit SHIBUYA2019でついにその開発概要が正式に発表となりました。

 

X-Pro3

 

配信された動画からその特徴をまとめて行きたいと思います。

 

 

・チタン製外装

耐久性(Durable)を重視し、なんと外装はチタン。

説明にもありましたし、僕も大学で材料工学を専攻していたので、

チタンという材質がいかに扱いにくい素材かわかっています。

 

チタンの特徴

・硬い

・硬すぎて加工が難しい

・熱伝導率が低い

それでもあえてチタンを採用するという心意気。

 

トップカバーのカラーリングは

・Black

・DURA Black

・DURA Silver

の三色。

Blackは従来のカラーリング、

DURA〜系はチタンの質感を活かしたコーティングをした塗装となりそうですね。

 

・新たなハイブリッドビューファインダー

OVFは

 よりクリアに。

 より歪みを少なく。

 より広い視野角を。

EVF

 高解像度化。

 高コントラスト化。

 広色域化。

 より明るく。

 より高い表示フレームレート。

 

まぁ要するにより見やすくなる正常進化ってところですね。

 

・HIDDEN LCD

これがだいぶトチ狂った特徴ですw

ぶっ飛んでます。

背面にX-H1のような小さな液晶をつけそこに撮影の設定情報を表示すると。

あれ撮った写真を確認する液晶は?

これがフジの出した答えです。

手前にチルトする液晶で確認。

そしてこの液晶は裏返りません。

あくまで手前方向のチルトのみ。

 

撮った写真を確認するなら、液晶を手前に90度開いてウエストレベルで確認してくれと。

なかなかにぶっ飛んでますねw

当日のテーマでもありました「PurePhotography」に集中するためにはこうするのだそうです。

 

・背面の小型液晶にはフィルムシミュレーションも表示できる。

やおら発表の最中に懐かしいフィルムカメラが出てきて背面にフィルムの銘柄を入れました。

フィルムカメラのお作法でしたね〜。まさか・・・。

これこの通り、X-Pro3では背面にフィルムシミュレーションを表示します。

電源を切ってもそのまま表示されるとか。

PROVIA 12800とかいうなかなかにシュールなものが写っています。

 

個人的にはやや懐古趣味に過ぎるかなと思いましたが、遊び心としてはこういう方向性、嫌いではないです。

 

・新たなフィルムシミュレーション「Classic Neg.」

新たなフィルムシミュレーションも発表されています。

Classic Neg.

これはSUPERIA100ネガフィルムをシミュレーションするものとなるようです。

フジ使いでネガフィルムファンには朗報ですね。

 

PROVIAVELVIAとの比較が紹介されていましたので貼っておきます。

確かに、SUPERIA100っぽい色味。

・詳細は10/23に発表される。

 

正式な製品の詳細発表は10/23となるそうです。

またその後フジのイベントで触れる機会を用意することのことです。

(10/26 FUJI FEST GLOCAL2019)

 

X-Pro3まとめ(2019/9/20時点)

・チタン製外装

・ハイブリッドビューファインダーは正常進化

・HIDDEN LCDトチ狂ってる(褒めています)

・新フィルムシミュレーション「Classic Neg.」

・詳細は10/23

 

いやー楽しみですね。

ただ、これチタン製外装いくらするんだろう。。。