山コーヒー道具を揃える<TetraDrip & one drip pote>

5月は全く更新しませんでしたね・・・。

自粛でな〜んもネタがなくて書けなかったというのが正直なところです。

 

自粛は自粛でいいこともあり、

飲み会がないのでお小遣いを使うことがなく、山道具の充実を図ることができました。

 

山でも妥協せずにコーヒーをドリップしたい。

そう考えてドリッパーとケトルを探していましたが、

たどり着いたのが今回紹介する2品。

 

・ドリッパー MUNIQUE TetraDrip

・ドリップポット one drip pote

 

・MUNIQUE TetraDrip 02SL(¥6,600)

まずはドリッパー。02SLはレザーケース付きでレザーケース無しの02Sだと¥3,520です。

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何も知らない人が見たら、え?何これ?って感じのただの鋼の板です。

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激薄のステンレスの板。

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付属の取説に従い組み合わせます。(取説見なくても組み立てられたけど)

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完成。なんと美しいドリッパー。。。
こいつにハリオなどの三角錐型のコーヒーフィルターを取り付けて使います。

コンパクトかつ美しいデザイン。外で使うには最高のドリッパーだと思います。

このドリッパーは材質とサイズにいくつかバリエーションがありますが、

僕はステンレスの2杯ドリップ用を書いました。

他にチタン、ポリプロピレンがあります。

(今はチタンなくて代わりにブラックステンレスがあるのかな?)

 

いいことばっかり書いてもアレなのでやや難点を書くと、

ステンレスは指紋が気になりますね・・・。美しすぎるので余計に・・・。

後述するドリップポットがヘアライン仕上げなので、同様の仕上げであれば

指紋がつきにくく、道具の質感も統一されますし、より良かったかもしれません。

 

また、薄いステンレス板なので、面取り加工はされているものの、

エッジで手を切らぬよう取り扱いには気をつける必要があります。

実はポリプロピレン製の02Pにした方が良かったんじゃないかと今更思っているぐらいですw

でもカッコいいからヨシ!

 

・one drip pote(¥3,850)

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続いて一杯用ドリップポット、one drip pote。燕三条製。

ワンドリップポテと読みます。

ドリップバッグ式コーヒーを美味しく淹れるために作られたそうで、

容量が200mlの小型ドリップポットです。

直火不可なため、クッカー等で湯沸かしを行い、移し替える必要があります。

 

今回このタイプをセレクトした理由は以下。

・細く曲がっている直火できるドリップケトルはでかいので邪魔。

・細く注げるよう注ぎ口を改良したケトルも実はそこそこ大きい。

・クッカーはOD缶収納用途も兼ねるため、どのみちクッカーは持っていく。

→クッカー+小型のドリップポット移し替えが荷物が少なくドリップしやすさも満たす。

 

と言うことで決定しました。

さて、小型のドリップポットを買うとなった際にさらに悩むのはどれを買うか。

Amazonで探すだけで有象無象、ピンキリでたくさんの製品があります。

持ち運びを考え、小容量なもの、そしてMadeinJapanを考慮しこの製品にしました。

 

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箱もシンプルなデザインですが、製品も極めてシンプルです。

内側には湯量150ml(一杯分)を示す目盛りが刻印されています。

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極細の注ぎ口。

よく売られているコップにセットする一杯用のドリップバッグは開口部が狭いので、それに合わせて細くしているのでしょう。

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エンジニアなら気になる溶接の具合。

溶接箇所は注ぎ口の付け根ここ一箇所のみです。

表側のみ溶接ですね。美しい仕上げだと思います。

 

・ドリップしてみる。

ということで、家で早速ドリップしてみます。

(外でやりたいところですが、自粛期間中だったので・・・)

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まずは道具を準備。うーん、コンパクト。

 

粉をセットし、ヤカンで沸かしたお湯を移し替えて、蒸らし、ドリップ。

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ドリップポットをone drip poteにして正解でした。

三角形のやや狭い開口部に注ぐ際に極細の注ぎ口が役に立ってくれます。

ただ、この開口部に対する美味しい注ぎ方は未だ試行錯誤中です。

(いつものごとく中心付近に丸く注ぐのか、三角形に小さく回し注ぐのか・・・など)

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ドリップの様子はこんな感じ。

しっかり抽出されたコーヒーオイルの模様が美味しそうです。

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ドリップを外し、いざ試飲。

 

事前にレビューで調べていたように、ちょっとあっさりした味に仕上がっている気がします。

同日夜に全く同じ湯量、コーヒー粉の量で

Kalitaのドリッパー+通常のドリップケトルでドリップしたものと比べてみましたが、

確実にそっちよりあっさり目の味になっています。

 

ただ、これは好みの問題のレベルに収まっている感じなので、

粉の量やドリップの仕方等で補正できる気がします。

いずれにせよ、山で淹れるなら十二分に本格的なレベルだと思います。

合計して1万円オーバーしましたが永く使うものなので・・・。

 

・まとめ

tetradripは美しく機能的なドリッパー。

one drip poteはtetradripとの相性抜群。

両者を使って淹れるコーヒーは十二分の満足度。

 

かれこれ半年ほど悩んだアウトドアドリップ道具が揃いました。

時間をかけて探し、悩み、選び、永く使い、楽しむ。

最高ですね。