スピーカーを修理する<Onkyo D-062a>

今回はスピーカーを修理してみたという話です。

(本当に記事内容に一貫性がなくてすいません)

 

対象はOnkyo Intec205シリーズのD-062aなるスピーカーです。

発売は1999年、何気に僕が高校生の頃に購入してもらって今も愛用している一品です。

CDデッキとMDデッキは壊れたので捨てましたが。

今でもBluetoothレシーバをつけて活躍してもらっています。

因みに、スピーカーだけならハードオフとかで3000円ぐらいで売っていますw

 

が、このスピーカーには当然年月を経たなりの問題が。

ウーファー(下のスピーカー)のスピーカーエッジにはがゴム製でできているのですが経年劣化によりボロボロに割れてしまっています。

で、これを直そうとエッジ張り替えについて調べていたところ、コンデンサ交換なるワクワクするチューニングがネットで書かれていたのでそれもやっちゃおうと思い実施。

 

ということで今回は

スピーカーのネットワークコンデンサ交換

スピーカーのスピーカーエッジ交換

の記録となります。

 

スピーカーのネットワークコンデンサ交換

まずはスピーカーのネットワークコンデンサ交換を実施。

(部品が先に届いたので)

スピーカーはねじ止めされてるだけなのでサクサク外して、ファストン端子を外して行きます。

奥になんか見えます

こいつがネットワークってやつですね。

取り出しました。

スピーカーネットワークの回路の説明については専門的なサイトに譲りますが、要はコイルとコンデンサーによるフィルター回路です。

ツイーター(細い方で高音用スピーカー)には低域をカットした信号を送り、

ウーファー(でかい方で低音用スピーカー)には高域をカットした信号を送るよう、大元の信号を整形するのがその役割です。

で、今回はこのコンデンサ電解コンデンサから、フィルムコンデンサに変えてやろうというわけです。

フィルムコンデンサの方が音がいいらしいです。

(詳しくはよくわかりませんが)

いきなりですが交換後です。

元々のコンデンサを抜いて新しいフィルムコンデンサを半田付けしただけです。

容量は元々と同じ10.0μFと6.8μFです。

使ったのはDaytonAudioとかいうメーカー。

選定理由はAmazonで簡単に手に入ったからw

 

 

さて、スピーカーを戻して視聴。

高域の抜けが良くなって音がクリアになっとる!!

割とマジで半信半疑だったので驚きました。

これはすごい。一皮剥けた澄んだ音になりました。

FMラジオとかだとDJの喋りがかなり聴き取りやすくなりました。

 

スピーカーエッジ交換

スピーカーエッジというのは上の写真でも割れている、スピーカーの端っこについているゴム製のふちになります。

これが機能していないと低音が出ないとか。

新しいエッジはスピーカーの寸法を測り、下記のファンテックさんで注文しました。

二つで4,200円ぐらい。

www.funteq.com

交換完了。

今回はウレタンエッジにしました。

元々のフレーム側エッジを剥がすのがマジでめんどくさかった。。。。

 

で、修理後ですが

低音がしっかり出るようになった!!

明らかにエッジ交換前より低音が出ています。

かつ締りのある低音。

交換してよかったと思いました。

 

まとめ

コンデンサ交換は音がクリアになる効果あり

・スピーカーエッジ交換は低音が復活&質感アップ

 

修理後のスピーカーは本当に別物のように(これが本来の性能なのでしょうが)

良い音で鳴ってくれています。

ヴォーカルは目の前で歌ってくれているかのような臨場感ですし、

アコースティックギターはツヤ感が出ています。

結構元気な音でもあるのでポップスとの相性がいい感じです。

 

合計6,000円程度かかりましたが、20年近く音楽を楽しんできた相棒でもあるので、これからも元気に活躍してもらうためにはお安い金額でした。

エッジの寿命が10年ぐらいらしいので、とりあえずまた10年よろしく。

(次はアンプが壊れるのが先かな・・・w)