日本酒のススメ その2<飲み方とオススメ銘柄>
さて、日本酒シリーズ2本目の記事です。
今回は日本酒の飲み方について。
それぞれの飲み方にオススメな銘柄も紹介します。
・料理とのマッチングを考える
いわゆるワインで言うところのマリアージュですね。
僕は日本酒はほとんどの場合食事に合わせて飲みます。食中酒ですね。
原料が米であること、また和食のほとんどに日本酒が使われていることから和食との相性は基本的にいいです。
以下では酒質別にマッチングを紹介していきます。
・大吟醸酒
大吟醸酒の繊細な香りを楽しみつつ料理を楽しむには、魚、刺身やハムなどのほぼ味付けのない素材の味を楽しむ料理がオススメとなります。
枝豆とかもオススメです。
とくに大吟醸は酒そのものを楽しまないともったいないため、合わせる料理はシンプルで素材感を活かした料理となります。ただ、刺身などは生臭さが気になる場合もあるため、鮎の塩焼きなど、淡白かつシンプルな味付けの料理がオススメです。
酒質によりますがオススメ例は下記です。
・大吟醸酒(あっさりめ)冷×鯛塩焼き
・大吟醸酒(旨味強め)冷×枝豆
あっさりめ大吟醸の代表といえば、定番の獺祭ですかね。
酸味旨味強め系だと、醸し人九平次がオススメです。
ほとんど白ワインみたいに飲めます。
田酒もオススメです。(取扱店を探すのが大変ですが)
あ、大事なことですが、吟醸以上の酒は冷やした方が良いです。
・吟醸酒、純米酒
この辺りのお酒が実は僕は一番好きです。
米の個性や旨味が感じられて料理とのマッチングが一番楽しめるので。
鍋、肉じゃが、肉豆腐などなどなどなど。
オススメ料理の例はありすぎますので、
銘柄のオススメを紹介したいと思います。
・新政 No.6 S-typeまたはR-type
ワインのようなボトルデザインにマッチした、とにかく綺麗な味。
日本酒にネガティブなイメージをお持ちの方はこのお酒を飲むとイメージが覆されることと思います。個人的には一番オススメなお酒ですね。
取扱店がほとんどないのが悲しいところですが、まだ入手しやすい方なだけマシかな。
・田酒 特別純米
このお酒は普通に常温で飲んでも美味しいのですが、オススメは圧倒的に燗酒です。
このお酒を燗酒にした時の感想は
「炊いたお米(の旨味)をそのまま飲んでるみたい!!」
これに尽きます。
冬に鍋やおでんと合わせていただきたい超絶オススメのお酒ですね。
山廃純米というのもあるのですが、燗酒にはそちらの方がさらにオススメです。
・まとめ
味の濃いものには精米歩合の数値が大きい(あんまり磨いていない)お酒を合わせる。
この前も書きましたが、あんまり銘柄とかわからなかったら居酒屋に行ってお店で聞いてみるのが良いと思います。
また、ちゃんとしたお酒やさんであればその日の晩御飯を伝えればオススメのお酒を教えてくれますよ。
いろんな銘柄を楽しんでほしいですね。