登山でステーキ肉を食らう<丹沢山で山ごはん>

 

ついに登山における食にこだわり始めてしまいました。

と言っても凝ったものを調理するのは時間がかかり行動時間に制限がかかるため、

今回はシンプルに

頂上で肉を食う!

を目標に掲げ登ってきました。

肉を食べるまでがハイライトですが、

記録も兼ねて、下山までの行程写真を掲載します。

 

もくじ 

 

1.行き先

コースは、

teilsride74.hateblo.jp

 と同じコース。

 

今回はソロではなく、同行者あり(友人1名)です。

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yamap.com

 

 台風19号の影響で一部注意が必要な箇所があるものの通行に支障はなく、秦野駅〜ヤビツ峠間のバスも運行しているとのことだったので 、前日から安心して準備しました。

(危険箇所は後で写真出てきます)

 

2.事前準備

何事も段取り8割。まずは、事前準備。

(1)肉

まずは肉です。

やっぱ肉といえば赤身でしょう。

SEI○Uでグラム187円の米国産アンガスビーフ約300グラムを購入。

国産牛脂も忘れずにゲットします。

 

自宅で手持ちの山フライパンに入るサイズにカットします。

カット後、それぞれジップロックに入れて冷凍庫へIN。

牛脂も冷凍庫にINします。

 

個別に冷凍する際はジップロックでなく、サランラップ巻き巻きでも良いと思いますが、山行中のドリップがザックの中に漏れるのがヤだったので、個別ジップロックしています。(水気のあるもののゴミ袋がわりにもなるし)

 

(2)調味料

 錠剤などを入れるサイズの小型ジップロックに調味料を入れます。

胡椒の入った袋と、クレイジーソルトを入れた袋を用意。

 

(3)調理器具

調理器具は下記を用意。

・バーナー

・ユニフレーム17cm山フライパン

・プリムスイージークッカーNS(パスタ用)

・ナイフ(肉切る用)

・まな板

・アルミホイル(1m程度)

 

(4)パッキング 

早朝に持っていく食料(携行食、非常食除く)をまとめてパックします。

(一部行動食の薄皮チョコパンが写っていますがw)

 

・SBペペロンチーノソース

・3分早茹でパスタ

・肉&牛脂with保冷袋

・コーンクリームスープ(粉)

 

あと上記に水を入れて、食材準備完了です。

 

3.登山開始

そんなこんなでバスに乗り、ヤビツ峠に到着。

さすがに気温6度前後なので冷えます。

シャツの上にシェルジャケットを着たまま登山開始。

(登ると言っても登山道入口までバス停から下るのですがw)

 

登山道入口に到着、登り始めます。

この日は快晴を期待したのですが、雲が多く、眺望はそこまで良くはなかったです。

それでも初丹沢となる同行者の友人は眺望、山の景色に喜んでいました。

都内から1時間半でこの景色が味わえるのは丹沢の魅力ですね。

 

 

台風の影響で崩れてしまった登山道。

(写っているのは僕です)

道が極狭でなかなかにスリリングでした。

 

鎖場も無事に通過しました。

鎖場は鎖に頼ることなく、躊躇なく手で岩を掴んで上り下りする方が安定します。

鎖はあくまで保険として掴んでおく程度で体重を預けないほうが良いです。

(鎖はぶらぶらするため頼りすぎると体制が安定しない)

 

4.到着、そして肉を焼く

11時ちょいすぎ、塔ノ岳に到着。

 

昼飯には少し早く、丹沢山で食べる選択肢もあったのですが、

同行者が腹減ったと言っているので、ここで食べることにしました。

 

それにしても寒い・・・。

気温はさておき風が強く、体が冷えます。

到着してすぐにまずはダウンを引っ張り出し防寒します。

 

さて、腰を下ろし、クッキングタイム!

まず、解凍されたジップロック肉に調味料を入れ、モミモミし、下味をつけます。

その後、牛脂を溶かし、フライパンで焼いていきます。

まじでうまそう・・・。

この表面のカリッと感とか、最高じゃないすか。。。

(周りでステーキ肉を焼いている方はいませんでしたw)

 

焼け次第、持ってきたアルミホイルで包んで保温バッグに入れザックにINします。

余熱で火が通るのを期待+肉汁を落ち着かせる+寒いので保温

 

2枚焼いた後、フライパンをどかしてパスタを茹で始めます。

茹で上がったらパスタにソースを絡めます。

パスタ茹で上がりタイミングで肉を切り始め、ペペロンチーノに載っけます。

最後の味付けにクレイジーソルトをひとかけ。

余った茹で汁でコーンスープ粉を溶かしてコーンスープも出来上がり。

 

完成!!

ステーキペペロンチーノ!

(スープは写っていませんがw)

 

いざ、実食!

もぐもぐ。

 

うまい・・・。

うますぎる・・・。

 

ただ。。。

冷めるのがめちゃ速い。

風が強いためものすごい勢いでパスタと肉が冷めていきます。

あったかいスープがないと正直厳しかった。

肉の焼き加減とペペロンチーノとのマッチングは最高でしたけどね。

 

塔ノ岳はこんな感じで大盛況でした。

みんな寒い寒い言ってたけどねw

 

5.丹沢山

なんやかんやと後片付けまで含めると1時間ほど塔ノ岳にいましたが、

丹沢山へ向かって出発します。

 

丹沢山へ向かいはじてすぐの樹が紅葉していて綺麗でした。

 

友人は笹林を茶畑と呼んでいましたw

 

そんなこんなで丹沢山到着。

 

山小屋のビールで乾杯。

久しぶりの飲んだラガーは苦味が美味しかったけど、登山向きじゃないなこれはw

 

丹沢山まで来て気づきましたが、こっちの方が標高は若干高いものの、

風がなくあったかいです。

こっちで調理すればよかったな。

チキンカレー作ってるお兄さんがいてすげーおいしそうでしたw

 

6.下山

休憩もそこそこに、下山のため塔ノ岳に向かって戻ります。

 

塔ノ岳までは丹沢山で向かいに座っていた外国人カップル+ワンちゃんと。

ミリタリー色ある装備だったし、神奈川だから横須賀の方達だったのかしら。

もしかしたら犬も軍用犬だったり・・・。

塔ノ岳で小休止し、<バカ尾根>大倉尾根を下っていきます。

 

 

バカ尾根は友人も飽きていましたね。

後半は渋滞しちゃうし。

僕はすぐ後ろを歩く若者3人組のうち、

女の子のザック、サコッシュがロウロウでだだ被りなので

結構気恥ずかしく歩いていましたw

男の子が

「あのザックって同じ??」「どこのブランドの?」とか言ってたし・・・。

 

この3人、いいペースでしたね。

途中ちょっとだけ会話にお邪魔してびっくりさせてしまいましたねw

 

というわけで大倉バス停へ到着。

 下山後の温泉は諦めて都心に戻ります。

 

7.まとめ

・登山で食うステーキはうまい。最高。

・食料はそんなに荷の負担にはならない。

・塔ノ岳より丹沢山の方が快適にクッキングできる。(ビールも買えるしw)